今まで俺は体臭に関しては特に問題視をしていないかった。同居の妻にも特に臭いと思ったことはないと言われ続けていて、娘からも臭いから嫌がられることはなかったからだ。俺は臭くない。そう信じてやまなかったのがつい最近までのこと。
妻からの何気ない一言が、俺を震え経たせた。妻「なんか臭い。」、俺「おならしたけど、そこまで??」
そう、おならの臭いが半端なかったらしい。まー普通におならは臭いものだと分かるが、何せ俺の妻はかなり臭いに敏感でそこらへんに野良犬よりは嗅覚は良いと思う。
おならだけならまだしも、体臭にも影響が出始めているのだ。加齢臭はまだ30代前半なのにそこまで原因とはならないと思う。では何が原因。恐らく、、いや、不思議と理由はある程度把握してしまっていたのだ。。。
そう、「プロテイン」である。プロテインは適度な量だと、そこまで自身の体臭などに影響はそこまで無いのだが、
俺はどうやら摂りすぎてしまっているようだ。。俺の体重は60㎏程度なので、本来なら60gほどの量のプロテインを取ればいいもののは俺は、一日5回に分けて100gは摂っているのだ。そりゃ臭くなるわ。。。
分かった、プロテインの摂りすぎが臭くなるのは分かった。じゃあ、その臭くなるメカニズムはなんなのかと
言われたら俺も分からないので調べてみた。
- アンモニアの増加
- 腸内環境の悪化
- 乳糖不耐症
上記、3つが主な原因らしい。
体臭がきつくなる原因として最も多いのが、このアンモニアの増加である。アミノ酸を分解する過程で生じるアンモニアは、アミノ酸の集合体であるタンパク質を摂れば摂るほど、発生しやすくなり、1日の中でタンパク質を摂りすぎるだけでなく、1回の量が多すぎることもアンモニアの大量発生を通した、体臭の悪化に繋がるとのこと。
日常的に運動やトレーニングを行っている人の場合、1日のタンパク質の目安摂取量は、体重1kgにつき1.4-2.0gとされています。体重60kgの方であれば、84-120g程度です。そして、プロテインにはおおむね1食あたり20g程度のタンパク質が含まれていて、1日4-5回に分けて、プロテインを摂取することが本来ならば理想的な摂り方なんだ。
それ以上の回数でプロテインを摂ったり、1回で何食分ものプロテインを摂取することは、過剰摂取となり、アンモニアの大量発生を通して、体臭を悪化させてしまうというのが、俺が今回問題提起している内容というわけだ。
また、腸内環境悪化もやばい。腸内環境の良し悪しというのは、善玉菌と悪玉菌のバランスによって決まり、
善玉菌がしっかりと機能することで、腸内環境は整うが、プロテインを摂取すると、必要以上に悪玉菌が増え、善玉菌が機能しなくなってしまうことがある。まさに今の俺である。悪玉菌が増えると、善玉菌が機能しづらくなり、腸内環境は崩れる。その結果、便秘や下痢になったり、おならの臭いが悪化するなどの症状が引き起こされる。今のところ、便秘や下痢はないが、おならの臭いは最強だ。
タンパク質というのは、体内で窒素に変換されますが、その窒素は、腸内で悪玉菌の餌となり、悪玉菌を増殖させる要因となるので、プロテインを摂取すると、悪玉菌が増殖しやすい環境を作り出してしまうことになり、腸内環境の悪化を通して、体臭の原因となると今回勉強、調べてみて初めて分かったことだ。
原因はわかった。では対策としては、
①単純に量を減らす。
100g→60gに減らしてみる。まずはそこから取り組んでみる。
②サプリを飲む。
①であまり変化なければ、次はアルギニンというサプリを飲んでみることにする。
このアルギニンは体内でも合成される非必須アミノ酸の一種で、成長ホルモンの合成を促進したり、一酸化窒素の生成を促進して、細菌やウィルスに対する免疫力を高める働きがあり、肝臓においてアンモニアの分解を促進してくれる効果がある。プロテインを摂取すると、体内のアンモニアが増えてしまうことで、体臭の原因となる。しかし肝臓で分解されれば、尿として体外に排出され、体内にアンモニアが残ることはないので、体臭も発生しない。なので、アルギニンを飲んで肝臓で処理をしてしまえば問題ないし、効率的なのだ。
他にもオルニチン、クエン酸なども有効だ。