「ロウリュウ」それは自分の限界との短き戦い

「ロウリュー」とはなんぞやということを、まずは紹介したい。サウナはご存じだろうと思う。このクソ暑いサウナの中で大きなウチワを持って仰ぎ、その発生した熱波を浴びる。それが「ロウリュウ」だ。

ウィキペディアによると、

「ロウリュ(芬: löyly)は、フィンランドに伝わるサウナ風呂の入浴法の一つである。熱したサウナストーンに水をかけて水蒸気を発生させることにより、体感温度を上げて発汗作用を促進する効果がある。サウナストーンに掛ける水には、アロマオイルなどが加えられる。」

と詳細が記載されている。

その「ロウリュウ」を体験したいがために、朝5時に起きて沖縄県豊見城市瀬長島に車で行ってきた。6時オープンなのでそれまで数十分車内で待機しつつ、開店を待った。この瀬長島の温泉施設は瀬長島ホテルの「龍神の湯」という名称。「金龍の湯」「銀龍の湯」と日替わりで男女分けられているが、特に大差はない。入浴の素が日によって違うようだ。本日は「金龍の湯」で疲れた身体を癒してきた。「立ち湯」の設備もあり、120センチほどだが、意外と深い。朝早くは人があまりいないので平泳ぎも出来る。なので、朝早くの入浴がお勧めである。そこから見渡せる那覇空港の第二滑走路が見えてタイミングが良ければ飛行機の離着陸が見られるが、今回は残念だった。ここから見えるサンセットがとても印象に残る絶景ポイントである。

さあ、温泉の説明はこのくらいにして「ロウリュウ」のことを伝えていこうと思う。

ここのロウリュウは時間制で数時間おきに取り行われるのだが、午前中は9時の1回しかない。その1回の為に

たくさんの人が集まるのだ。一つの部屋に17~18人ぐらいの人数が裸で集まっているのはこの時期には少し心配であったが、そこはスタッフが2回に分けて行うとのことで、区切ってくれた。もちろん、俺は一番いい席だと思った場所(一番上の正面に暖がある場所)に座っていたので、そのままキープした。さあ、いよいよ、始まろうとしていた。若い男性スタッフが大きなうちわ一枚と置けとお玉らしきどうぐを持ち、段に水をかける。たちまち水蒸気がこみ上げ一気に室内の温度が上昇したようだ。そのままスタッフは大きなうちわを仰ぎ始めると凄まじい熱風が襲ってきた。暑い。。クソ暑い。。火傷しそう。。。だが。耐え忍ぶ。小さい子供は耐えきれずすぐい退室していた。その方が良いだろう。だが、俺は耐えると誓い、汗を猛烈に噴き出す。

1回目終了。。その時スタッフ声が恐ろしいことを口にした。。。「これから温度が上がります。」

何??これ以上上がるのあ・・と思いつつすぐにまた暖に水を入れ熱気が増していく。ここまでが

限界、、フラフラしながら退室し、水風呂へ。そこからは「整う」為に外気浴。今までに体験してこなかった快感にとても感動したのを数時間経った今でも覚えている。

今度はいつになるかわからないが、また体験しようと思う。今度は誰かと一緒にいき、この感動を分かち合いたいと思う。ちなみ、「ロウリュウ」は沖縄では唯一瀬長島ホテルしかないということを覚えておいてほしい。また、県内だけでなく、県外のサウナも行ける機会があれば、参加し、レビューしていきたい。

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